- BIRD/THONGCHAI(バード・トンチャイメーキンタイ)-

 BIRD/THONGCHAI(バード・トンチャイメーキンタイ)

BIRD/THONGCHAI(バード・トンチャイメーキンタイ)  
仏歴2501年12月8日生まれ(1958年12月8日生まれ)
プロフィール
“バード”ことトンチャイ・メーキンタイは、歌手であり、俳優であり、タイの最前線のエンターテナーとして活躍するアーティストである。彼は暖かい家庭に生まれた。父親は音楽を演奏するのが好き、母親は歌うことが好きで、彼を幼い頃から歌うことを愛する少年に育てた。学校内での公演などを通じて、早い時期から彼の才能をうまく開花させる機会を作った。
 パニットヨッカーンタナブリ・カレッジを卒業した後、バードは、タイ農民銀行の支店で働き始めた。また、同時にモデルやCM俳優としても、働き始めた。“ガイ”ウラーユトット・ミリナタチンダーの誘いから、バードにCh3のTVドラマ「ナム・ターン・マイ(燃える涙)」で初めて役者として演じるチャンスを与えられた。番組自体は大きな評判にはならなかったが、新進の俳優としてバードは注目された。そしてその後はうまく、彼に定期的に役者としての仕事が回ってきた。
 1983年、バードはサイヤム・コンラカーン・ミュージック・ファウンデーションのコンテストに応募した。そしてこのコンテストで3つの賞を獲得した。すなわち、「チウィット・クー・ラコン」で最高歌手賞、「チュット・マーイ・プライ・ターン」でターウォン・プロップラパー博士特別賞、そして審査員特別賞だった。この時から、音楽活動が本格的にスタートした。
 1986年3月、彼のデビュー・アルバムがリリースされた。『ハートサーイ・サーイロム・ソーン・ラオ(砂浜、風が吹き、私たち二人)』というタイトルだった。このデビュー・アルバムは、多くのリスナーから支持され、彼はすぐに人気シンガーとしての地位を築いた。パイロット曲であった「ドゥアイ・ラック・レ・プーク・パン(愛と恋慕を一緒に)」は、バード自身のスタンダード・ナンバーとなり、その頃のコンサートのラスト・ナンバーでもあった。また「ドゥアイ・ラック・レ・プーク・パン」は、同名の映画の主題歌ともなった。バードは、俳優としてカーナチャナー・チンダーワンと共演した。この曲以外にもアルバムには「ファーク・ファー・タレー・ファン(空の方向、海は夢見る)」のような秀逸な楽曲や、「バン・トゥック・ナー・スット・ターイ(最後の録音)」のような悲哀歌も収録している。
翌年、バードは、2ndアルバム『サバーイ・サバーイ』をリリースした。そして、このアルバムによって彼はより多くの人に名前を知られる存在となった。タイトル曲「サバーイ・サバーイ」は、映画「ランカー・デン(赤い屋根)」の主題歌として起用され、彼はチンタラー・スカパットと共演した。その同年、彼のコンサート「ベップ・バード・バード(バード式)」が初めてスタートした。このコンサートのハイライトは、バードの母親と兄が舞台に登場し、「バーン・ラン・ノイ(少し後ろの家)」を一緒に歌うという感動的なシーンであった。この歌はバードの亡くなった父親が、生前に母親にプレゼントするためにつくったものだった。このコンサートは、「バード式」コンサートのスタート・ポイントとなり、以後継続していく。
1987年12月、バードはアルバム『ラップ・クワン・ワン・マイ(新しい日に大切なものを受け取る)』をリリースした。「コップ・チャイ・チンチン(本当に感謝)」や「マン・コイ・ドゥレー・ラックサー・ドァンチャイ(せっせと待って、世話をして、最愛の人を守る)」は、ファンからよく馴れ親しんだ歌となった。1988年、コンサート「ベップ・バード・バード・イーク・ベップ(もう一度バー式)」がコンサート「ベップ・バード・バード」の続編として行われた。このコンサートには多くのファンが訪れた。バードは、タイのその土地固有の演出をし、コンサートに花を添えた。太鼓踊り、花輪の歌、そしてプラユーンとラムタット(男女の即興掛け合い歌問答)で対決したりした。
 アルバム『トンチャイ2501』は、1988年にリリースされた。この年は、コンサート「ガウラウ・トンチャイ(マイ・ゴーク)(トンチャイの麺抜きクイッティアウ-もやし無し-)」2回、コンサート「バード・パートサカート」4回も実施された。そしてその年末にはアルバム『ソー・コー・ソー』もリリースした。このアルバムには、「シアン・クラシック(ささやく声)」のようなロマンティックな楽曲も収録された。続いて、コンサート「ベップ・バード・バード・トーン・チャ・ビン・パイ・ハイ・クライ・スット・コップ・ファー(遠くまで飛んで行って、天に感謝する)」(合計14回)も実施された。このコンサートで彼は、想像力と信頼心を描き出した。すべての人を夢の世界に連れて行き、印象的な感動を与えた。レザー・ビームによってバードが姿を変え、ブーメラン人間となり、かもめとなったのだ。
1990年3月、そのアルバム『ブーメラン』を発売。発売後、すぐに高い評価を得て、コンサート「マン・ユー・ナイ・ムー・マヌット・ブーメラン(ブーメラン人間の手に中にあるだろう)」を合計22公演実施した。このアルバムは、200万枚にとどく売上げとなる、その時代の歴史的な売上記録となった。1991年、「バード」は、コンサート「ベップ・バード・バード・Collection」を実施した。そして、アルバム『プリック・キーヌー(タイ唐辛子)』をリリースした。コンサート「ベップ・バード・バード・クワーム・スック...クワーム・トンジャイ...マイ・ミー・ティー・シン・スット(バード式コンサート、幸福...記憶...尽きることなく)」も実施した。(合計29回)同年、彼はMTV Asian Viewers'Choice Awardを受賞した。
ほぼ2年間の休養後、1994年、アルバム『トー・トン(旗のトー)』でヒット・チャートに返り咲いた。コンサート「ベップ・バード・バード・ヤーク・ヘン・トン・ファー・ペン・ヤン・ナイ・ファン(夢の中で金色の空を見たい)」を合計16公演実施した。そして、1995年12月、アルバム『コン・ノック・カップ・ドックマイ(鳥の羽と花)』をリリースした。これは、彼が特別なゲストを招いたアルバムで、タイの音楽界の最前線の女性アーティストを合計5名とデュエットした作品だ。すなわち、“エーム”サオラック・シラブット、クリスティナー・アギラ、スランヤー・ソンスルームスワン、マーチャー・ワッタナーパニット、そして、“マイ”チャルンプラーだ。
1996年8月、バードは、アルバム『Dream』を発売。同年、Billboard Viewer’s Choice Award を受賞した。彼はアジアで初めてその賞の受賞者となった。1年以上のブランクの後、アルバム『トンチャイ・SERVICE』と『トンチャイ・SERVICE・スペシャル』をリリースした。「ルーク・カン・レーオ(もう別れた)」「ターン・ファイ・ガオ(もえさし-以前の恋人)」「ボック・ワー・ヤー・ナーラック(可愛いらしくするなと言う)」のようなパイロット曲を含んだ作品だった。
1999年、アルバム『トゥー・プレーン・サーマン・プラチャンバーン(普通の家のありふれた歌の棚)』をリリースした。このアルバムも聞き手の賞讃で迎えられ、大ヒットとなった。2000年5月、コンサート「ベップ・バード・バード」を実施。今回は「アロカ...ジョム・ヤー・カップ・ヤー・ジャイ(アロカ...最高の薬、心の薬)」というタイトルのミュージカル形式のショーだった。ニコル・テリオとナット・ミリアの2人の女性歌手がヒロインとして共演した。今回のコンサート「ベップ・バード・バード」のテーマは、満員の観客のもと30回の公演を実施した。これは、バードのNo.1アーティストとしての存在の証明であった。
2年後、2001年11月、バードはアルバム『トンチャイ・SMILE LUB』で復帰した。楽しいタイプの楽曲、音楽性はヴァラエティに富んでいた。聞き手を楽しい気分にさせ、すべての人を微笑むように仕向けた作品だ。そのコンセプトは、微笑みは一番安い投資であるが、最大の利益を得ることができる、というものだった。そして、このアルバムの歌詞は、多くの微笑みをつくり、楽しい気分をつくり、暖かさをつくる部品となり、それを聞き手のすべてに与えたのだった。
2002年、新作『チュット・ラップ・ケーク』は、ちょっとしたいたずら心を混入することより生まれた作品だ。大胆な制作方針と歌唱。ポップ-ダンス-Trip Hop-Big Beat-Funkなど多種の音楽性に、4つの地域の地方の言葉を混ぜ合わせた。この手法により、現代タイのライフ・スタイルのにおいを漂わせ、過去だれも聞いたことのないフィーリングを味わうことができた。また、ゲスト・ボーカルに、チンタラー・プーンラート、ナット・ミリア、カトリーヤ・イングリッシュをむかえ、彼女たちが重要な役割を果たした。このアルバムは400万枚突破。その後全国コンサート・ツアーの実施し、ライブ・ビデオも発売された。間髪あけず、2003年7月には、新しいコンサート「TOGETHER」を全21公演実施する。休むことなきスーパースター。人気は全く衰えないどころか、さらに上昇する勢いだ。

BIRD/THONGCHAI(バード・トンチャイメーキンタイ)

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